PLAYLISTのオープンを記念して、関係者、協力者を招いてささやかなレセプションと展示会を開催した。雑誌で活躍中の著名男性モデルたちにも集まっていただいた。すると、皆こぞって『Curator開襟シャツ』を選び、オーダーしたのだ。シンプルな見た目ではあるが、細部までこだわりにこだわったので、モノづくり冥利に尽きるというものだ(嬉涙)。
あれだけの洋服を着てきたモデルたち。年間、あらゆるブランドの服を数百着と着ているファッショニスタたちのお眼鏡にかなったのは純粋に嬉しい。
人は出来るだけ多くのチョイスの中からベストな選択をしたい、という生き物だということは科学的にも証明されている。そんなにたくさんを見るわけにはいかないので、キュレーター(Curator)という専門家がどの業界にも存在する。深い知識と経験をもつキュレーターが選んだモノたちには、選ばれた理由があり、箔がつくのだ。
ちょっと大げさだったかもしれないが(笑)、『Curator開襟シャツ』は、ぜひこの夏に皆様に着ていただきたい自信作。Tシャツの上にさらりと羽織るか、肌にそのまま着ていただくか、どちらでも様になるドレスシャツ。
リネンのような質感だが、実は天然の麻のような自然な風合いを目指したポリエステル100%。独特なドライ感で実現する清涼感は、まるで大きく開いた日本家屋の縁側からスーッと通る涼しい風を感じているよう。
本当の麻を採用しても良かったが、あえて避けた理由は「シワになりにくいシャツ」を作りたかったから。実際に『Curator開襟シャツ』をオーダーした著名男性モデルたちは、この1着を着て撮影場所へ新幹線で移動した。東京に戻ると、なんと背中にはほとんどシワが残っていなかったという!これには、さすがに我々デザインチームも驚いたし、自信になった。
糸を強く撚ることで、撥水性を格段にアップした。汚れがつきにくく、万が一コーヒーなどをこぼしても弾き、染み込まない。逆を返せば、生地からの水分の離れが良いので、よく乾く。これを聞いちゃうと、もうヘビロテ間違いないでしょ?(笑)
さて、少々マニアックですが、襟の作り方には最もこだわった。通常は一枚襟の開襟シャツだが、どうしても襟の返りが美しくない。カジュアルなら問題ないが、ドレッシーには向かない。そこで、月腰と呼ばれる切替を入れ、テーラードジャケットのような立体的な襟にすることで美しい襟の返りを追求した。もちろん、襟だけでなく、身頃(胴体部分)とのバランスも考えながらね。
セットアップとして、ドレッシーな開襟シャツスタイルを楽しんでいただきたいので、同じ素材のパンツもご用意。スッキリなシルエットがお好みなら「ワンタック」、より軽快に動きやすく遊び心のあるシルエットも着てみたい気分のときは「ツータック」がおすすめ。タックとは、パンツの前身にある生地を畳んだヒダヒダの部分のことで、これがあることで腰やヒップ周りに余裕ができて、動きやすくなるんですよ。もちろん、タックがあることでよりクラシカルな印象になり、上品な雰囲気に。
ドライタッチで速乾性がありながら、麻のようなナチュラルな風合いに仕上げられたポリエステル100%のイージーパンツ。
■フォルム&デザイン
深めのフロントツータックで余裕を持たせたヒップ周りから裾に向かって緩やかなテーパードシルエット。
ウエストのゴムシャーリングでストレスフリーな履き心地。
裾サイドに配したバータックが遊び心を感じさせるアクセント。
セットアップ対応として同素材のシャツ【PLAY】はこちら
106-212-01-021:撥水 PE リネンライクワッシャー 開襟シャツ【PLAY】
■素材
強い撚りを加えたポリエステル糸に自然なシワ感と麻のようなタッチやストレッチ性を持たせた素材。
速乾性があり、撥水加工も施しているため、機能性にも優れている。
■詳細情報
生地の厚さ:薄手
伸縮性:ややあり
光沢感:ややあり
裏地:なし
※こちらは参考情報となります。カラーにより多少の誤差がございます。
■組成表示
ポリエステル 100%
■SIZE
M:ウエスト78cm ヒップ109.5cm 股上26.5m 股下66cm 腿周り66.4cm 裾周り33cm
L:ウエスト82cm ヒップ113.5cm 股上27cm 股下68cm 腿周り68.7cm 裾周り34cm